2013315
春
- Member
- エドワルド・コウジ
春は出会いと別れの季節という。。。
そんな言葉を耳にしたことがある。
こいつには何千、何万、何億、、、
い、いや、、、
もうどれほどのライグラスの種達が助けられたのだろうか・・・
わからない。
播いた種を一つでも多く生かすため、
地表に小さな穴を開け、種を押し込み、
地表に小さな穴を開け、種を押し込み、
地表に小さな穴を開け、種を押し込む。
そんな小さいながらも、大きなことをやってくれる、
秋口には欠かせないやつだ。
そんな幾つもの秋を越え、春を迎えてきたこいつとも
少しの別れをしなければならなくなった。
こいつの命ともいえる刃は、どうやら相当な丸みを帯びたようだ・・・
無事に戻ってきてくれるだろうか、、、心配だ、、、
でも僕は信じている。
新たな刃を纏い、元気なバイブロファインタイン2号としての
姿で帰ってきてくれることを。。。
そして、、、
そして真新しい出会い・・・
班長の瞳がキラキラしていた。
そんな春が、僕は大好きだ。