2009116
お墓の"カタチ" Vol.6 「世界にたった一つの・・・」 ①
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皆様 「ニーハオ!!」
設計担当の齋藤です。
先日、出張先の中国より戻りまして・・・
まだ若干"中国人"での六回目・・・・・・。
今回もちょっとお付合い下さい。
さて・・・・・、
皆さんもご存知の通り、日本の仏教はインドから中国を経由
して伝来しました。
石材加工技術も中国から伝わり・・"伊行末"という中国・宗の
名工が有名です。この技術の伝来により花崗岩(墓石の主流
である御影石も花崗岩)の加工が日本にもたらされたそうです。
弊社もそうですが、現在では墓石も中国産の石がかなりの割合
を占めておりますし、古来から中国とは切っても切れない関係で
あったのだと思います。
そして今回ご紹介するのは・・・・・
その中国の伝統工芸である
"影彫り"
弊社でも以前から導入しており、お客様のご希望によってデザイン
よりおこしております。
↑ これ・・・石に彫ってあるんですよ~!! ↑
まず・・・、
日本の本社にて作成した原稿データを出力したものを墓石に写します。
そして・・・・、
原稿を見ながら職人さんが先の尖った(鉛筆の様な形の)道具で
つつきながら仕上ていくと・・・・ この通~り。 ↑
す、すご~い!! と思いませんか・・・・。
実際、加工しているところを見ると感動しますよ~!!
文字彫刻等とのコラボレーションで、様々なデザインが可能です。
お客様の撮影された思い出の風景や、可愛がっていたペットの
お写真でも可能です。
(場合によっては加工不可能な図案もあります)
このように、中国の伝統工芸を取入れて・・・・、
"世界にたった一つの・・・" お客様の想い を紡いでおります。
"戸田"と"李"の電話でのやり取りの1コマ・・・・・
戸田:「李さん、○○様の影彫りは"あゆ"だから、データ保存したからね。」
李:「トダサン、コレ、サカナダロ~!」
戸田:「だから、"あゆ"だよ。」
李:「"あゆ"ハ、ニホンノ、ウタウヒトダロ~!!」
戸田:「・・・・・・。」
この後、しばらくの間、戸田と私は仕事に手が付きませんでした(笑)