2010715
お墓の"カタチ" Vol.21 「古き良きディテール」④
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皆様こんにちは。
設計担当の齋藤です。
サッカーW杯はスペインの優勝で幕を閉じ、
ドイツの水族館の"パウル君"の的中率にはビックリし、
関東地方もそろそろ梅雨明けの兆し、
そして、湘南海岸には水着のギャルが・・・・・。(笑)
と、身も心も完全にオヤジ化してしまった事に
深い悲しみと、諦めとが入り混じっての二十一回目・・・。
今回もちょっとお付合い下さい。
さて・・・・・、
シリーズ4回目は、主に墓誌に施される加工である
"木瓜(もっこう)加工" についてです。
一説には、植物の木瓜(ボケ)の花弁と形が似ている事から
この名が付いたといわれております。
う~ん、 似ているといわれれば 似ているような・・・・。
ビミョー ですよね~。
どうして、"ボケの花"なんでしょうか?
ボケを調べてみても・・・・これといった手掛かりはなく
↓ これは、かの有名な織田信長の家紋である"織田木瓜"
家紋の"木瓜"は神社の御簾の帽額(もこう)に多く使用された
文様であったので、"もっこう"と呼ばれるようになったといわれて
います。
う~ん?!?! ますます、分からなくなってしまいました。
んんん・・・、でも、よく見てみると"木瓜加工"って
丸(R)面取りが二倍ですよね。 ポコッポコッと・・・
つまり、 "ダブルR面取り"!!!
ダブルってことは → 高級ってことですよね~!!
うんうん・・・・・
先人達は、きっと墓誌の高級感を醸し出すためにこのような
加工を考えたのではないでしょうか。
この、ブログの下書き最中に戸田が李と電話を・・・・
「李さん、○○の物件に追加事項があるからメモとってくれる」
突然、戸田が笑い出し
「李さ~ん、メニューをとるんじゃなくって、メモをとるんだよ~」
戸田さん・・・・・、あんまり笑わせないで下さい
業務に支障をきたします・・・(笑)