石材事業のスタッフブログ

Stone Diary

201082

お墓の"カタチ" Vol.22 「拝む石」

皆様こんにちは。
設計担当の齋藤です。

暑いですね~。 会う人会う人、第一声は「暑いですね~」

"心頭滅却すれば火もまた涼し"・・・やっぱり無理です

まだまだ悟りには程遠い(笑)ことを感じながらの二十二回目・・・。

今回もちょっとお付合い下さい。

さて・・・・・、
今回は、"拝石"についてです。
一般的には墓石の前にあってカロートの上に置いて、お骨の
出し入れをする際に開け閉めする板石のことです。

01

最近では、墓地の縮小化や丘カロート形式の普及等に伴い
拝石のないお墓も多く見掛けるようになりました。

なぜ、"拝石"というのでしょうか???

02

今でこそ、"カロートの蓋"という意味合いが大きくなってしまいましたが・・・、

どうやら、"拝石"="拝む石"="仏様を拝む場所"という意味から
その名が付いたようです。
だから、拝石の上に香炉を置いてお線香をお供えして拝むのだそうです。

そろそろお盆を迎えます・・・。
少しこんなことを気に留めてお墓参りをされては如何でしょうか・・・・・。
                       shonandesigncenter

先日、お墓掃除で水拭きをしていたらあまりの熱さで竿石から湯気が
たっていました。
子供の頃、今は無き祖父に「そこにのるんじゃない!このバチあたりめ!」
とよく怒られたのを思い出しました。

この歳になってもまだ怒られているようです・・・・・・。

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