石材事業のスタッフブログ

Stone Diary

2009107

お墓の"カタチ" Vol.4 「日本の五輪」

皆様こんにちは。
設計担当の齋藤です。

閲覧してくれている友人から"ダメだし"をされながらの四回目・・・。

今回もちょっとお付合い下さい。

さて・・・・、
2016年のオリンピック開催地が"サッカーの神様"がいる国の
リオデジャネイロに決定し、東京は残念でしたね~。
(賛否両論はおいといて・・・)

墓石に於いて"五輪"というと・・・・・

gorin-1 (画像はイメージです)

そうです! 「五輪塔」ですよね~!!

この「五輪塔」の生みの親が、空海(弘法大師)から約三百年後に
登場した、真言宗「中興の祖」"覚鑁上人"(カクバンショウニン)です。

お墓としての「五輪塔」が生まれる原理・理論となったのが、
「五輪九字明秘密釈」という覚鑁上人の代表作なのです。

gorin-2

その理論の基本概念には、
" 五輪塔のお墓には「死後は成仏し往生できる」 "
という意味があるそうです。

「五輪」とは・・・・・、
長くなってしまうので皆さんで検索してみて下さい。

(横着して、すいません・・・・。)

そして、

覚鑁上人が亡くなった後の鎌倉時代から全国的に「五輪塔」が
「お墓」として普及していったといわれております。

ま ・ さ ・ に ・・・・、
"日本のお墓と墓石店の神様"!!

「五輪塔」にも、その時代によって形にも流行があったようです。
お寺にお出掛けの際には、ちょっと気を留めてみては如何でしょうか。

それでは、今回はこの辺で・・・・・。
                  shonandesigncenter

冬の寒い日に「五輪塔」をみかけると・・・・

無性に"おでん"が食べたくなるのは・・・・

gorin-3

私だけでしょうか・・・・。

参考文献: 「日本人のお墓」 日本石材産業協会 発行
                     

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