2017331
【石材ニュース】工 場 の お 仕 事 ~サンドブラスト不調編~
どうもこんにちは★
工場の裏にいたてんとう虫で~す★
どうです奥さん?
僕かわいいでしょ?
イラストならいいけど、実物はちょっと・・・
(50代・女性)
虫が無理!!
(30代・女性)
気持ち悪い!!
(20代・女性)
え・・・?
もう怒ったぞ!!
黄色い臭いやつ、
おみまいしてやる!!
以上、季節感のないブログのために
てんとう虫が春をお知らせしました★
今回もご愛読ありがとうございます★
工場の沼田です★
さて、本題です。
先日、墓石の文字の彫刻をしていた時のことです。
工場長から、
『明日運搬する!!』
と言われていた物件だったので、
結構焦りながら作業をしていました。
すると、サンドブラストでの作業中、
突然、ザ―――!!という音とともに、
顔に風が当たるのを感じました。
【今回初めて僕のブログを読んでいただいたみなさまへ】
サンドブラストとは・・・
簡単にいうと、
墓石に文字を彫刻する機械です。
強い圧力で砂を吹き付けることで、
墓石が彫れるという仕組みになっています。
続けます。
異変に気付いた僕は、
すぐさまサンドブラストを止めました。
すると、音と風も止みました。
その瞬間察しました。
あ、これどこか漏れてるな。
と。
ちょっと作業を止め、
漏れている箇所を探してみたのですが、
なかなかそういうところが
見つからなかったのです。
そうこうしていると、
時間ばかりが過ぎていき仕事になりませんでした。
石の運搬は明日・・・。
そして、僕は決断しました。
ええい、もうこのままやろう!!
と。
圧力と砂の調整がちょっとやりにくいものの、
彫刻できないことはなかったので、
うるさい音と砂交じりの風を浴びながら
作業を進めていきました。
そして、数時間後。
大幅に予定が遅れながらも、
なんとかその日のうちに、
すべて仕上げることができたのです。
残業でした。
でも仕上がってよかったです★
めでたしめでたし★
・・・って、終わらないですよ!!
ここからが本題中の本題です!!
明くる日、
漏れている箇所を探すべく、
サンドブラストの周辺を見てみました。
すると・・・
このように、あからさまにホースに亀裂が
入っている箇所を発見したのです。
前日は、もうすっかり暗くなっていたので
見つけることができなかったのです。
ですので、試しにこの箇所を塞いで
サンドブラストを使ってみることにしました。
このように、ゴムとガムテープで塞ぎました。
そして、サンドブラストを使ってみると・・・
普通に彫ることができました★
しかも、風が止まって、砂と圧力の調整が
しっかりできるようになりました。
原因はやはりあの亀裂だ!!
そして、これの処理をどうしたらいいか
工場長に意見を求めると、
『ホースの端の方なら、
ホースを引っこ抜いて、
切って、
またねじこんどけばいいよ。』
とのことでした。
すぐさま僕は作業に取り掛かりました。
Let's 修理!!
ホースを引っこ抜きました。
それじゃあ、切りま~す。
はい、切りました。
やはり、サンドブラストのホースは丈夫にできているので
なかなか切りにくかったです。
そして、テープでねじこむ深さをマーキングして
ねじこみました。
最後に、ネジをつけて、テープを剥がして
完成です!!
そして、再び、
ちゃんと彫れるかどうか、
その辺に転がっていた石でテストしてみました。
はい、彫りま~す。
今回は、圧力全開、砂全開でやります。
手加減なしです!!
はい、彫れました。
漏れの風がなく、
圧力、砂ともに微調整をすることができました。
修理完了です★
直ってよかったです★
そして、最後に・・・
(こいつが俺を苦しめていやがったのか!!)
と僕は亀裂の入ったホースを眺めながら
心の中でつぶやき、
ゴミ袋にポイしました。
めでたしめでたし★
それでは今回はこの辺で・・・
お相手は工場の沼田でした★
バイバ~イ★(FMラジオ風)
「お墓ができるまで」
「湘南造園のお墓はすべてオーダーメイド」
お客様からのご注文の後
様々なスタッフたちが連携して
お墓を完成させていきます。
そんなお墓ができるまでのストーリーを
少しだけご紹介します。